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音楽: ジャンル: ソウル/R&B

June 01, 2012

The Neville Brothers / Authorized Bootleg: Live at Warfield Theatre, San Francisco, CA - February 27, 1989

 2010年に発表されたThe Neville Brothersの2枚組ライブアルバム。どうやら"Official Bootleg"というのはHip-O Selectレーベルのシリーズもののようだ。
(同タイトルでFlying Burrito Brothersのアルバムもある様なので)
ライナーなどを見ると、最新録音版ではなく、アルバム"Yellow Moon"が発売される直前のもので、アルバムタイトルにもある通り1989年2月27日に行われたもの。20年以上も前の音源をなぜ今?という疑問もないわけではないが、企画ものと言うことなのだと思う。

さて本作品、言うまでもなくライブアルバムなのだが、綺麗にアルバムに取りまとめましたという感じではない。曲間の編集が殆どぶったぎりだったり、収録後の緻密なミキシングなどの細かい編集をしているようには聴こえない。アルバムタイトル通りブートレグな雰囲気があるが、これはわざとなのか、ちょっとわからない。
逆に言うと、無理な編集がないのでライブの臨場感はたっぶり。世界最高のライブバンドとも言われている彼らのグルーヴが満喫できる。

収録されているのは、彼らのライブではお決まりの"Fire On The Bayou"辺りのセカンド・ラインのナンバーに始まり、当時の最新作"Yellow Moon"からのナンバー ("Wake Up", "Voo Doo", "Yellow Moon", "Sister Rosa"など)、Aaron Nevilleのヴェルヴェット・ヴォイスによるバラード、60年代のロックンロールメドレー、"Amazing Grace"、クロージングと、まさに彼らのライブ定番の流れである。

ニューオリンズ・ファンク特有のうねりは言うまでもなくカッコいい。Aaronの美声にもうっとり。ロックンロールメドレーは今まで聴いた他のライブと比べるとギターが鳴りまくっていてロック色が強い。全19曲、110分ノンストップで聴くとかなり体力を使うが、これがニューオリンズのグルーヴ。目一杯楽しめる。聴き所を書こうと思ったが、「全部」としか言いようがない。Neville Brothersのライブの魅力を生に近い状態で聴くことができる作品となっている。

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February 18, 2012

Whitney Houston / Whitney Houston (The Deluxe Anniversary Edition)

 先日Whitney Houstonが亡くなったと言うことで、あまり私はこういうニュースに対してタイムリーにブログは書かないし(書くのが遅いからですが)、大ファンだったと言う訳ではないのだが、今回はあまりにびっくりしたので、追悼の意味も含め書こうと思う。

Whitney Houstonは、年齢的には私と3つしか違わないので、ほぼ同世代と言ってもいい。そんな彼女が22歳の時に発表したデビューアルバムが、この"Whitney Houston" である。1985年作品。

私が彼女を知ったきっかけは、1984年にTeddy Pendergrassの"Love Language"というアルバム(名作♪)に収められた"Hold Me"というバラード曲でTeddyとデュエットしていたのがWhitneyだった。この曲はシングルカットされ、トップ40にはあと一歩ではあったが、R&Bチャート、アダルトコンテンポラリーチャートでは上位まで行くスマッシュヒットとなった。21歳とは思えないWhitneyの表現力が印象に残る美しいバラードであった。
で、その翌年になり、それなりの実績をつけ「満を持して」のデビューアルバム、ということになる。

さてこのアルバム、アリスタのClive Davisという大物社長の多大なプロモーションもあってか、大ヒットとなった。Jermaine Jacksonが "Nobody Loves Me Like You Do"、”Take Good Care Of My Heart”の2曲でデュエットを聴かせてくれている。
(余談だが、”Take Good Care Of My Heart”は、1987年の鈴木聖美 with Rats & Starの「ロンリーチャップリン」と激似しているので、要チェック。)

本作品からは5曲のシングルカットがされたが、最初のシングルヒット曲である"You Give Good Love"は、正直私はあまり好きな曲ではなかった。しかし、声から溢れ出る様な瑞々しさが非常に印象的ではあった。
で、その後にシングルカットされた"Saving All My Love For You"だが、私はこの曲をとても気に入っていた。しっとりしたミドルテンポのこの曲、私は彼女にしか歌いこなせない曲だろうと思っている。前述した「瑞々しさ」の魅力がこの曲に凝縮されていると思った。この曲と"Hold Me"は今でも私の一番好きなWhitneyの曲である。(なお"Hold Me"は、このアルバムでも収録されている。)
その他、アップチューンである"How Will I Know"と、ジョージ・ベンソンのカバー "Greatest Love Of All"がヒット、いずれも全米No.1ヒットとなった。
ちょっとR&Bさが足りないのは仕方ないとして、ヒット曲満載の良質なポップアルバムでもあるし、大仰な「歌い上げちゃってます」的なバラードがあんまり好きでない私としては、このアルバムがWhitneyのベストアルバムだと思っている。そう言う意味では、絶対お勧め作品である。

...と、ここまでがデビューアルバムの簡単な紹介と感想だったが、このアルバム、2010年に The Deluxe Anniversary Edition という形で再発された。デビュー25周年と言うことで、デビューアルバムにリマスターが施され音質がアップし(という触れ込み)、別リミックスや12インチバージョン、ライブバージョンなどが収められている。"How Will I Know"の12インチダンスリミックスはJellybeanによるもの。また、1990年にマンハッタンのRadio City Music Hallで収録された "Greatest Love Of All"のライブテイクは、アリスタレコードの15周年記念ライブからの録音。このテイクは「歌い上げちゃってます」バージョンだが、不思議なことにこのテイクは結構好きなのだ。
今から購入するのであれば、1985年のオリジナル作品よりは若干値が張るが絶対こっちの方がいいと思う。

なお本作品には、限定盤としてDVDがついているものもある。この内容についてはよく分からないので、説明は割愛。詳細はこちらから。
そよ風の贈りもの~25周年記念盤(DVD付)

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July 10, 2011

Dr. John / In A Sentimental Mood

 Dr. Johnによる、ジャズスタンダードばかりを取り上げたアルバムで、1989年の作品。
この雰囲気をもったアルバムは、彼にとって"City Lights" (1978年)、"Tango Palace" (1979年)以来久し振りである。タイトルから想像がつくかもしれないが、彼らしいニューオリンズR&Bやファンクという趣のまったくない(笑)、典型的なジャズスタンダード集ということができる。プロデュースはTommy LiPuma。

本作品のハイライトと言えば、やはり冒頭の"Makin' Whoopee!"で、Rickie Lee Jonesとのデュエット。私が初めて本作品を聴いたのは、高崎にある某ロック喫茶 (今では死語?) だったのだが、LP盤のA面 (これも死語か...) にマスターが針を落とした瞬間に流れたドラムスとホーンセクションによるイントロ、その後に始まる2人の息のぴったり合ったムーディーなヴォーカルに背筋がぞくっとしたものだ。この作品で確か2人はグラミー賞を取ったと記憶している。

他にもしっとりとしたヴォーカルとピアノソロを聴かせるバラード、"Candy" "My Buddy"をはじめ、ちょっと大げさかもしれないが、見事なピアノ(独特の「ころがるような」ピアノソロ)を聴かせてくれるタイトル曲"In A Sentimental Mood"(もちろんあのDuke Ellingtonの曲)、Cole Porterの曲 " Love for Sale"などなど、お見事と言う他ない。Dr. Johnにしか出せない、あの枯れたヴォーカルと見事としか言いようがないピアノプレイが40分間にわたって、全く飽きる事なく堪能できる。
Dr. John好きにも、おしゃれなジャズヴォーカル好きにも、ポピュラー音楽好きにも薦められる作品である。

なお参加しているアーティストは、Harvey Mason、Jeff Porcaro (ドラムス)、Marcus Miller (ベース)、Hugh McCracken (ギター)など。ストリングとホーンアレンジメントにはMarty Paichと、超豪華。

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November 21, 2010

EMI MARIA / Contrast

 Contrastは、2010年発表のEmi Mariaのデビューアルバム。本作以前にもインディーズから作品を発表していた彼女だったが、本作がメジャーでの初作品となる。
私にとって初Emi Maria体験は、2〜3年ほど前に発表された"I Gotta - Summer Kiss"と言う曲。こんなヴォーカルのできる女性がメジャーデビューしてないなんて、日本の音楽業界が節穴なのか、あるいは層が厚いのか、どっちなんだろう、と思ったことを覚えている。
そんなわけで、元々歌唱力、特にヴォーカルの伸びには定評があるが、本作でもその魅力は十分に堪能できる。特に低めの声が魅力的。

全体的には、最近流行のR&Bを基調とした音作り。この系統の作品は日本の最近のミュージックシーンではいくらでも聴けるけど、私の中ではEmi Mariaのヴォーカルはダントツでしっくりくる。キンキン声ではないからだろうか。ややあっさり感があるのが個人的にはもう少しと言う感じではあるけれど、まだお若いわけだしだんだんと貫禄がついてくると信じたい。そうしたらもっともっといいシンガーになれると思う。

そろそろ「今年の10枚」を選ぶ時期になってきたが、本作品は当然候補に入れようと思っている。

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January 25, 2010

Roger / Unlimited!

 1987年の作品。Zappのリーダー格のRoger Troutmanによるソロアルバム。ソロとは言っても、バックを固めるメンバーのほとんどがZappのメンバーであり、Zappによるアルバムに近い内容である。

最初の曲はRoger Troutmanにとって最大のシングルヒットである"I Want To Be Your Man"。アルバム冒頭を飾る曲としては意外なバラード曲である。それ以降は正統派ファンクを中心にラップあり、ギタージャズっぽいインスト ("Composition To Commemorate")あり、バラードありと種々雑多。Rogerのマルチプレイヤーぶりをまざまざと見せつけてくれる!

この中でも驚きはJB御大の大ヒットで有名な"Papa's Got A Brand New Bag"だろう。JBのファンクの雰囲気はそのままに、Rogerにしかできない、トーキングボックスフル活用の、あの世界に引きずり込んでくれる。

また、プリンスっぽいオーソドックスな"Private Lover"、冒頭の"I Want To Be Your Man"をそのままインストタイプにした"I Really Want To Be Your Man"、Kinks (というよりVan Halenと言った方が正しい?) のYou Really Got Meのギターリフがフィーチャーされためっちゃカッコ良いギンギンのハードロック・ファンク"Bedistgutarist-A-Rown"の最後の3曲 は圧巻。まさに何でもできる才能を持ったRogerの独壇場で、このアルバムが発売された頃からトーキングボックスに興味を示していた私にとっては、何とも言えないすごさを感じた、そういう記憶が鮮烈に残っている。名作です。

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July 06, 2009

Kenny Lattimore / Weekend

 最新アルバム "Timeless" がアメリカでスマッシュヒットになったR&Bシンガー、Kenny Lattimore の2001年作品。昨年 (2008年) 末にシャンテ・ムーアと夫婦で来日、素晴らしい大人のパフォーマンスを魅せてくれたらしい。残念ながら予算の関係で見ることができなかったことを非常に後悔している。

タイトなリズムのイントロで始まるタイトルチューン "Weekend" を聴いて、まず「う〜ん♪」と唸ってしまう。何とも言えぬ気持ちのいいグルーヴ。Kenny Lattimore のセクシーなヴォーカルにいきなりトロ〜ンとなってしまう。トロトロのバラード、"Can You Feel Me" や "Who" 辺りで完全にノックアウトされる。何と言うムードに溢れる男の色気か。
(うらやましい)
バラード、"Healing" でのゴスペルタッチな曲もあるが、アルバム全般に都会的な雰囲気が溢れていて、少し古い言い回しになるが、アーバン・コンテンポラリーの王道を行く作品である。

この系統のアルバムでは、往々にしてポップになりすぎて聞き飽きてしまう作品があったりするものだが、本作についてはそれを感じさせない。やはりこれは Kenny Lattimore 自身のヴォーカリストとしての力量によるものだと思う。
アルバムをあっという間に聴き通してしまう名作と言って良いと思う。"Timeless" と同様、大人の音楽を聴きたい人には絶対にお勧め。

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May 08, 2009

The Neville Brothers / Walkin' In The Shadow Of Life

 2004年発表の作品。
正直1990年以降ころからのネヴィルスはほとんど聴いていなかった。具体的には1992年発表の "Family Groove" 以降、Nevilles の新作は経験していなかった。別に嫌いになったとかそういう訳ではなくて、彼らが80年代までに発表した作品で十分過ぎる程の感動を得られていたためだと思う。今彼らの発表作品のリストを見てみると、 Family Groove 以降90年代はライブ含めて3作がリリースされているようで、それなりのペースでアルバムは作っていたことになる。

そんな訳で、本作は21世紀になって初めての作品であり、現時点での最新作である。ここ5年間アルバムリリースがなく心配ではないことはないが、一方精力的な活動は耳にしているので、問題ないのだろうとは思っている。

いきなり話がずれてしまったが、本作品。前作から5年振りとなる作品だが、相変わらずのニューオリンズファンク振りには感動すら覚える。

「ファンク爆弾落下!」

こんな感じか。

冒頭の "Walkin' In The Shadow Of Life" から健在。全く衰えることもなくグイグイとリスナー達を引っ張って行く。うねり、うねりの連発で、こっちの体力が衰えてしまうのではないか、と言う程だ。
特に3曲目 "Can't Stop The Funk" でのかなり派手なコンテンポラリーファンク (一瞬P-ファンクと聴き間違えてしまううねうねのベースとJason Nevilleのラップが印象的)、その次のテンプスのカバー曲 "Ball Of Confusion (That's What The World Is Today) " でのダイナミックな分厚いコーラスとバックに流れるセカンドライン、そしてその次の "Kingdom Come" (これはいかにもシリルの作品と言う、パーカッシブでメッセージ色の強い曲、しかもBonoとの共作らしい) あたりの展開は圧巻である。この辺の流れはとてもNevillesらしい曲の流れで、やっぱりNevillesファンとしてはニヤッとして身体がウネウネ動いてしまうところである。"Can't Stop The Funk" のようなP-ファンクの様な雰囲気を持つ曲が多いのは、今回のアルバムの特徴であろう。あと、ここ数作では大概収められていた Aaron Neville のソロヴォーカルによる甘〜い曲が収められていない。この類いの曲は嫌いではないのだが、いくらNeville Brothersのアルバムのアクセントとはいえ、こういう曲は彼のソロアルバムでも堪能できるので、そっちを聴けばいい、と思っていたものである。

それにしても、いつも思うのだがどうして彼らはこれだけの世代を超え、なおここまで完成度の高い演奏ができるのか、本当に不思議である。ライブバンドとしての実力をきっちりと発揮されているのと、やっぱり「家族」であることによる一体感なのだろう。改めて血のつながりの強さを感じさせる作品と言える。


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January 14, 2009

Neville Brothers / Brother's Keeper

 1990年の作品。前作の"Yellow Moon"では、プロデューサーのDavid Lanoisがアルバムでやろうとしていたことが片寄っていたためかも知れないが、ニューオリンズファンクの楽しい部分があまり多く見られない作品になってしまったような印象であった。(これはこれでよかったけど)

本作も前作の続きと言う感じではあるが、とはいってもCyril Nevilleの得意とするレゲエ調の曲が増えてきて、気分的に楽しめる曲が多くなっているような気がする。飛び跳ねるようなファンク "Brother Jake" 、Nevillesのロック的なアプローチである "River Of Life" (これはプロデュースと演奏にSteve Jordanが参加)などなど、ロック調の「聞きやすい」曲が多い。シングルカットもされた "Fearless" ではLinda Ronstadtも参加し、美しいバックヴォーカルを聴かせてくれる。

一転して不気味なリズムトラックが延々と続き、裏世界に蔓延している犯罪社会をただひたすら述べ続けて行く "Sons And Daughters" は、聴いていて恐ろしささえ感じる。これが本アルバムのタイトル曲の後にもrepriseとして再び始まることからも、この曲が結構彼らの本アルバムでのメインコンセプトなのではという風にも解釈できる。

この "Son And Daughter" の後の2曲は、どちらかと言えばおまけ的な要素もある。"Mystery Train" は有名なロッククラシック、そして "Bird On Wire" は、同名の映画の主題曲にもなったもので、こちらはLeonard Cohenの曲をDavid A. Stewartのプロデュース。この曲はニューオリンズらしさの希薄な、Neville Brothersにしては珍しい曲と言える。

December 05, 2008

Bobby Brown / Dance! ...Ya Know It!

 Bobby Brownの、1984~1988年までのヒット曲のリミックス集。

この時期のBobby Brownは、ともかく時代の最先端を行くポップ系R&Bのまさにスーパースターであり、彼のパフォーマンスも当時文句なしに一番カッコよかった。このアルバムを聴いてもまさにそのような感じがする。

さて本作だが、リミックス集とはいえ、収録されたどの曲も世界中で大ヒットしたものであり、ベストアルバムとしても十分楽しめる。ダンスミックスにありがちな、原曲が良く分からなくなってしまう凝り過ぎのアレンジがほとんどなく、原曲にかなり忠実なミックスに仕上がっているのが嬉しい。

"Roni"や"Rock Wit'cha"のようなバラードもなかなかスローでセクシーに聴かせており、キャッチーに仕上がっているし、Ghostbuster 2の主題歌ともなった"On Our Own"もシングル曲の少し長いバージョンのようにそのまま楽しめる。

今Bobby Brownで踊ってしまうのは80年代をしっかり経験した人だけでは?という気がしないでもないが、そんな人は昔を懐かしんで踊ってしまうのもよし、そうでない人たちは一世を風靡したR&Bアーティストのベストアルバムとして素直にも聴ける、非常にお得なアルバムだと言える。

November 14, 2008

Kenny Lattimore / Timeless

 Kenny Lattimoreの最新作 (2008年8月発売) 。もうすぐ奥さんのシャンテ・ムーアと一緒に来日するので、日本の音楽ファンにとってはベストタイミングのリリースだろう。

正直、今までケニー・ラティモアは真剣に聴いたことのないアーティストだったのだが、初めて本作品を購入して聴いてみたらびっくり。何と言うか、男の色気たっぷり。これぞ大人のR&B。R&Bというよりは「ソウル」と言った方がいいかもしれない。そう、この雰囲気こそソウルヴォーカルなのだ。今時なかなかここまでやってくれるシンガーもいない。

あちこちでも言われているが、やっぱりベストトラックは3曲目の You Are My Starshipだろうか。ここで聴かせてくれるヴォーカルのコントロールはとても美しい。今年最高のソウルバラードと言って良い。

それ以外の曲も、最近余りお目にかかれない「歌をじっくり楽しめる」ミッド〜スローテンポな構成になっていてとても満足である。ちょっと変わったところでは、And I Love Her。ピンと来る方もいらっしゃるかと思うが、これはビートルズの曲。ソウル風へアレンジされているが、聴いていてとてもきれいな仕上がりのミッドテンポ・ソウルに仕上がっている。
近頃はどうも歌心なんでどうでもよいようなアルバムで溢れかえっているので、こういうアルバムを聴くと本当にホッとする。

これから年末にかけ寒くなってきたけれど、こういう時はやっぱり人の暖かみを感じたい。そういう時はやっぱり音楽も「人の声」なんだなあ。
...もしこんな考えに同調する方がいれば、是非このアルバムを。ソウルが嫌いな人以外には絶対に受け入れられるはず。必聴盤。

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