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March 2012

March 24, 2012

Tom Waits / Glitter And Doom Live

 2009年発表のライブアルバム。アメリカにおけるTom Waits の人気は、日本では想像ができないほどすごい。本作の一番始めに聴かれる割れんばかりの歓声からの観客のノリはかなり熱狂的である。音の感じからすると、大きな会場での収録に聴こえる。ライブハウスではなく、演奏や歓声の響き具合からすると、それなりの規模のコンサートホールのような感じがする。

お馴染みの曲を持っていないTom Waitsではあるが、決して誰にも真似できない、「究極のダミ声」とも言える声、演奏から溢れ出す彼の存在感に圧倒される。80年代後半くらいから積極的に使い始めた、空き缶を通して聴こえるような独特のエフェクトを駆使し、唯一無二の世界を表現してくれる。この声はパフォーマンスによっては拡声器を改造したものを使ったりしているようだが、本作でどうしているかは分からない。
Tom Waitsの世界が堪能できる、満足の行く作品である。特に冒頭のLucinda ~ Ain't Goin' Downと最後を飾る Lucky Dayが素晴らしく、聴いていてクセになるアルバムだと思う。

ところで本作品は17曲入り73分のライヴなのだが、実は本作2枚組である。2枚目は"Tom Tales"(「トムのお話」みたいな)というタイトルで、彼が35分にわたって話し続ける作品となっている。日本人には非常に分かりにくいスラング満載、4レターワードも登場したり、下世話なおしゃべりが続く。観客も大盛り上がり。
音だけで想像するに、Tom Waitsはピアノの前に座り、時折ピアノを鳴らしながら時に観客に向かって話しかけている、そんな感じなのだろう。この2枚目の方は、アメリカ人の「ユーモア」に対する考え方の雰囲気をつかむことができる。

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March 11, 2012

Darius Rucker / Charleston, SC 1966

 もはやHootie & The Blowfishの…という頭書きは要らないかもしれない。今やカントリーミュージックのスターの仲間入りをしたDarius Ruckerのソロ第2作目が本アルバム (2010年作品)。アルバム名に自分の生まれた年とホームタウンをつけていることから、改めて自らのルーツはここにある、という宣言なのかと思う。
(全くの余談だが、Darius Ruckerと私の誕生日はわずか3日違い。)

内容は最近のカントリーミュージックの主流であるポップ・カントリー調。何と言っても低音の響く彼のヴォーカルがいい。歌唱法には、やはりソウルさも見え隠れしているところがユニークだと思う。時折聴こえてくるマンドリンの音色も、もともと好きな楽器だけあって、とても心地いい。

私の印象は、Hootie & the Blowfishはどちらかというとルーツ系のアメリカンロックとは言いつつも、どことなく影のある音を聴かせてくれていたが、ソロでカントリーアーティストとして活躍している現在の彼は、そう言う部分を吹っ切って、軽快な音楽を聴かせてくれる。
冒頭の"This"から"Come Back Song"あたりの流れは、もうポップ・カントリーのトップスターと言っても良い余裕さを感じる。その辺が、聴いている側にも爽快に感じる。

時代は変わったとは言え、カントリーミュージックの世界は圧倒的に白人のものになっているが、そんな中に彼のようなアーティストが入って、自分の好きな音楽をやっているのを知ると、やっぱり応援したくなるものだ。私にとっては当分の間愛聴盤になるだろう。同い年と言うこともあるし。

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March 07, 2012

Nona Reeves / Choice

 Nona Reevesによる2011年発表の洋楽カバーアルバム。

西寺郷太さんのボップマニア振りは、マイケル・ジャクソン論でも有名だし、また毎週水曜日のTBSラジオ「キラキラ」での音楽コラムでもおなじみの通り。そんな彼の率いるノーナリーブスのカバーアルバムが悪いわけがない。と言うことで、本作に期待を寄せて聴いた。

まずは選曲にニヤリ。Bee Geesの"Jive Talking"を始めにして、Princeは「敢えて」ポップさを感じさせると言う意味では珍しいタイプの曲 "I Wanna Be Your Lover"、Michael Jacksonも「敢えて」ロックな"Smooth Criminal"、Eaglesも「敢えて」超有名な曲ではなく"I Can't Tell You Why" (ただしこの曲は私にとってのEaglesのベストトラック)…と言ったように、皆が知っている曲が基準ではなく、「イイ曲」を基準に選局していることが良く良く分かる。この選局は、私の好みに非常に近いものがあるので、嬉しくて仕方ない。

ある時は原曲にほぼ忠実に、ある時は(原曲を良く知っている人にとっては)大胆なアレンジを施し、と変幻自在。演奏も本当にうまい…。勿論西寺さんのヴォーカルも、心からポップミュージックが好きなんだなと思える様に楽しそうに歌っているので、聴く側も本当に気持ちが良い。

私としては、Teddy Pendergrass (Love TKO)、Todd Rundgren (Wailing Wall)の2曲が本当によかった。

本作は、少なくとも日本においては史上最強の洋楽カバーアルバムだし、海外アーティストによる作品でもこういう作品にはそうそう巡り会えないと思う。

現在カバーアルバム第2弾を録音中と言うことなので、こちらにも期待が高まるのは当然。もしあなたが洋楽ファンなら、間違いなく聴くべき作品である。

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