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August 16, 2011

Garth Brooks / Ropin' The Wind

 1991年に発表された、Garth Brooksの大ヒットアルバム。私にとってGarth Brooks初体験となったアルバムでもある。
彼の前作"No Fences"が全米で1000万枚売上という大ヒットを記録した頃は、単なるポップなカントリーアーティストが何でこんなに唐突に売れちゃったんだろうと思っていた程度だったので、特に聴こうという強い思いはなかった。しかし、本作も発売直後から全米アルバムチャートでNo.1にずっと居座っていたので、これは何かあるなと言う事で気になり始め購入したのだ。(今思えば、この動きはノロいね...)

すると、冒頭の"Against The Grain"のイントロ、バンジョーとフィドルが頭っから全開でびっくり。中には少し湿っぽいポップバラードもあるが、"We Bury THe Hatchet"や"Rodeo"などと言った曲は、カントリーミュージックがしっかりとベースになっていてとても気に入った。

本作で1つの驚きは、Billy Joelの"Shameless"のカバー。この曲はBilly Joelのアルバム、"Storm Front"に収められていた曲であるが、Garth Brooksバージョンが大ヒットしたおかげで、全米のラジオ曲ではシングルカットされてなかったBilly Joelのオリジナルバージョンが売れる、という珍現象まで引き起こした。
Garth Brooksの過去のインタビューによれば、この曲がBilly Joelによってシングルカットされなかったことを知った彼がBilly Joelのマネージメントに頼み込み、了承を得た上でシングルカットが行われたというエピソードがあるらしい。私としては、Billy JoelバージョンよりGarth Brooksバージョンの方が印象に残る曲になっている。

そのほかにもポップ感もあるが基本はカントリーだぞ!という曲が多く収録されている本作、結果的に前作を上回る1300万枚のセールスを記録したらしい。90年代のカントリーミュージックのブームのきっかけとなった名作の一つであることには間違いない。この流れは21世紀に入り、ロック的な要素もどんどん吸収しながら独特なアメリカのポピュラーミュージックになってきている。そう言う意味では彼の貢献度は非常に高い。最近はあまり表に出てくる事がなく、半ば隠居生活みたいな感じとの話もあるが、頑張って欲しいものだ。

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