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October 13, 2010

10/1/2010: Ned Doheny @ Billboard Live Tokyo

日本の多くの企業では年度の半期が終了した9月30日。その翌日、つまり10月1日は次の半期の初日。ということで、私の会社の部内では前半期の慰労と新しい半期の決起 (大げさ?) を兼ねて、屋形船でもんじゃ焼きを食べようと盛り上がっていた。

この話が出た時、思わず私は「OMG!!」と叫ばずにはいられなかった。それは、この10月1日は、Ned Dohenyが16年振りの来日公演を行う日だったからだ。

Ned Dohenyの16年振りの来日。確か前回は新宿のライブハウスで行われたと記憶しているが、その時私はチケットを購入しながらも出張のためにライブに行くことが出来なかった。私は、自分の16年越しの夢を叶えるか、あるいは屋形船でもんじゃ焼きを食うかの二者択一を迫られていた。

しかし、会社の人たちには申し訳なかったのだが、迷うことはなかった。やっぱりNed Doheny♪なのである。
西海岸の爽やかなサウンドにさりげなくR&Bのテイストが絡み合う、あの優しいNedの歌声が生で聴けると思うと、屋形船の幹事の人たちには大変申し訳ないのだが、自分の心はただ一つ、なのである。

私は上司や同僚が屋形船に向かうため会社を出発するのを見送り、午後8時過ぎまで残業してから六本木へと向かった。

私の勤務先である大門からわずか3駅。駅出口と東京ミッドタウンは直通で行ける。この東京ミッドタウンの敷地内にあるBilboard Live TokyoでNedのライブが行われた。

お金には余り余裕がなく、またNedの声を聴ければ満足の私は、ワンドリンク付きのカジュアルチケットを予約していた。9時前に入場。
開演の9時半までの時間の長いこと、長いこと。
客の入りは8割くらい、だろうか。意外と入っている、という印象。年齢層は、やはり私と同世代が中心であった。カジュアルな服装の人も多かったが、私のように勤め帰りに寄っている人もかなり多かった。ただ、私の様に一人出来ている人は少なく、ちょっと寂しい気持ちではあった。

9時半をやや過ぎた頃、ステージの袖からTシャツにジーンズというラフな格好のNedと3名のメンバーが登場。本物だ!

公演は アルバム "Love Like Ours"に収録されている "Before I Thrill Again"からスタート。声が若い!さすがに昔の様な若々しさとは少し違う感じではあるけれど、すごくいい声だ。選曲は、どちらかと言えば比較的最近の作品からのものが多いな、という感じ。というか、後で分かったのだがNedの最新作が1988年の名作 "Life After Romance" 以降の曲を作り直した感じの作品で、曲のアレンジなどからすると、この最新作からの曲が中心、という方が正しいかもしれない。

Nedは1~2曲ごとにギターを持ち替えるのだが、この作業をスタッフに手伝ってもらうことなく全部自分でやっていて、その都度「よいしょ」という声が聞こえてくるかの様な感じでストラップを通してチューニングをして、、、という動きが何とも言えず面白かった。Nedも「普通はこういうのはスタッフが助けてくれるんだけど、今日は自分でやらなきゃいけないんだよ」と言いながら笑っていた。

私が一番心動いたのは、"Postcards from Hollywood" だろうか。この曲はファーストアルバムからの曲。「自分の息子に『この曲を初めてレコーディングしたのは私がお前の歳の時だったんだよ』と言っていたんだ」という語りからアコースティックなイントロが始まり、切ないまでのラブソングを歌い上げるNed。これには涙が出そうになった。

さて話をバックバンドの方に。実はこの辺の情報を十分仕入れずに行ったのだが、まさに名うてのミュージシャンで固められていた。
ドラムスはGary Mallabar。Van Morrisonの"Moondance"にも参加。80年代にはSteve Miller Bandのドラマーとして活躍。あの"Abracadabra"の頃ですね。
キーボードはCat Gray。華々しい経歴はないもののNedとの付き合いが非常に長く、エンジニアもつとめている。彼のハモンドとキーボードプレイは素晴らしかった。
そしてベース。実は開演の最初からベーシストに目が行って仕方なかった。サウスポーでレギュラーベース、遠目でみても5弦ベース。鳩が歩く時のような独特の首の動き(笑)。なんかステージの端の方をじっと見つめながらプレイ。かと思えばいきなり強烈なベースソロを聴かせてくれるすごいテクニックの持ち主。
メンバー紹介のときにビックリしたのだが、このベーシストはJimmy Haslipであった。私がコンテンポラリージャズの中で一、二を争うフェイバリットグループ、Yellowjacketsの現役メンバーなのである。
そして、ギタープレイでは定評のあるNedとくれば、演奏に満足しない訳はない。ミドルテンポの曲でのNedらしいグルーヴ、そしてあの癒されるヴォーカルがとても心地よくて心地よくて。周りに迷惑にならないように一緒に口ずさんだりしながら、彼らの演奏に酔いしれた。

かくしてNedは12曲(?)を自らもエンジョイするように演奏してくれ、最後の "Love In The Rear View Mirror" を演奏し終えて終了。
観客達のアンコールに応えて再び登場、そしてNedの作品としては一番知られている "Whatcha Gonna Do For Me?" を演奏してくれた。
100%の満足度である。

公演が終了し、ショップに立ち寄ったらNedの最新作が売られていた。Ned自身が持ち込んだ自主制作品で、過去に発表した曲を改めてアレンジ・演奏し直した作品とのこと。価格も1800円と比較的リーズナブルだったこともあり、購入した。
すると、Ned関連製品を購入した人対象にサイン会があるとのこと!時間は夜11時近くなっていたが、迷わずステージ階で開催されていたサイン会の列に並んだ。
15分くらい並んでようやく自分の番に。間近で見るNedは、意外とおじさんだった(笑)。そりゃ、1948年生まれだから62歳。当然と言えば当然。私が16年前のライブに行けなかったので、今回見れて非常に嬉しいことを伝えたら喜んでくれた。
そしてバンドの皆さんも含め4名にサインしてもらいました!(ミーハー)

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帰りの六本木の雑踏、かなり賑やかだったけど頭の中ではNedの歌声がずっと離れない、そんな幸せな一夜であった。

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