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September 14, 2008

Tom Waits / Franks Wild Years

1987年発表のこのアルバムは、同名のミュージカルのサウンドトラックという位置付けである。自身の妻であるKathleen Brennanの脚本によるもので、1986年に上演された。このミュージカルの内容については詳細を知らないのでここでは省くが、彼の生きざまが投影された物語らしい。

アルバムの方に注目してみると、参加メンバーにMarc Ribotの名前をあちこちに見かける。恐らくTom自身が映画俳優として素晴らしい俳優ぶりを見せたジャームッシュ監督の「ダウン・バイ・ロー」で共演したジョン・ルーリーからの流れでの起用ではないかと思う。Marc Ribotならではの、かなりアヴァンギャルドなギターが随所に聴かれる。また、Los LobosのメンバーであるDavid Hidalgoも後半の2曲で参加していて、悲し気なアコーディオンにTom Waitsのダミ声が安酒場で入り浸っているような彼を投影させるのである。

それから特筆すべきなのは、特に冒頭の"Hang On St. Christopher"で聴かれるような特殊なヴォーカル処理である。これは資料を調べてみると、空き缶にマイクをくっつけた自作のマイクとのことで、遠くからエコーを利かせた、つぶれたような声は一種気味悪ささえ感じるが、これも彼ならではのもの。またニューヨーク、ラスヴェガス、カリブ、メキシコを旅するような雰囲気に満ちていて、これまさにTom Waitsの世界、といった感じがするのだ。"Straight To The Top"でのラスヴェガスヴァージョンは、収められた他の曲と比べるとラスヴェガスのショウといった面持ちで、余りのハマり方にニヤッとさせられる。

このアルバムでミュージカルを見たような気分になってしまうのだが、同時に、実際にミュージカルの方もみたくなってしまうような気にさせられるアルバムである。

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音楽: ジャンル: ロック/ポップ」カテゴリの記事

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